
Photo by 公益社団法人福井県観光連盟
地元住民が一丸となって作りあげ、大成功しているお祭り!
といっても過言ではない、高浜町の夏の一大イベントになった漁火想。
※漁火想=「いさりびそう」と読みますよ。
2003年に始まったので歴史はそこまで長くないのですが、とにかく地元住民が漁火想にかける想いは熱いのです。
地元をしっとり愛している私がご案内します。
目次
若狭たかはま漁火想の開催日程と場所
公式サイト
開催日程
<参考までに例年のだいたいの流れ>
16:00:漁火屋台村スタート
16:30:キャンドル設置・点灯
17:00:サンセットライブスタート
20:00:水中花火
20:30:櫓龍(やぐらどらごん)
<過去の開催日程>
2019年7月27日(土)16:00〜22:00
2018年7月21日(土)16:00〜22:00
2017年8月19日(土)16:00〜22:00
開催場所
若狭たかはま漁火想の楽しみ方と見どころ
若狭たかはま漁火想は、手作りのイベント。
それだけに、イベントの実行委員会はやる気のある人々が集い、いかに盛り上げるかを練りに練ってます。
その情熱を知っている地元住民は、毎年楽しみにしている人がたくさん。
それが今では口コミで広がり、県外からも多くの見物客が集まる一大イベントとなりました。
櫓龍(やぐらどらごん)が目玉イベント
若狭たかはま漁火想の花火は、大量の玩具花火で構成されてます。
でも、これが玩具の花火?と思えるぐらいの大迫力なのです。
大きな櫓を組み立て、スターマインやナイアガラなどの演出が次々と繰り広げられ、まばたきも出来ない。
あちこちから花火が打ち上げられて、
「おおぉ〜!」
と大歓声があがります。
玩具花火とはいえ、なんと30万発も使っているのです。それに芝居が組み込まれていて、お客さんの笑いもとります。
メインの櫓龍まで、さまざまなイベントがめじろおし。
水中花火に感動
水中花火は水面ギリギリで花火が爆発します。
水面ギリギリで爆発するので、その花火の閃光が水面に反射して、浜辺から見ていると縦縞模様のよう。
赤、紫、緑など様々な色の光が、水面に反射するので、とっても綺麗です。
会場にずらりと敷設されたキャンドルと、花火のコラボレーションがまたステキ。
漁火想屋台村はご当地フードが味わえる
漁火想屋台村は、高浜町でお店を出している店舗が、この日のためにメニューを開発して参加しています。
高浜でも有名なお店がこぞって出展していますよ。
夕食はこの屋台村で食べるっきゃありません。美味しいものが勢揃い、そして海辺で食べる屋台メシは最高に美味しいんです!
ぜひお腹を十分に空かせて来てくださいね。
会場に入る前から楽しめる

当日は、街中から会場までキャンドルが並びます。
その数11,000個。街中を歩いている時から「漁火想が始まるんだなー」というワクワク感があります。とっても粋なはからいですね。
キャンドルは会場にも一面に並び、薄暗くなるにつれて、会場いっぱいに美しく浮かび上がります。
キャンドルは地元住民の手作り。キャンドルを見ているだけでも、地元住民の漁火想への愛が伝わってきますよ。
サンセットライブも楽しみの一つ
花火が始まるまでの間、会場にはステージが設けられ「サンセットライブ」が開かれます。これには様々なアーティストが登場します。
司会進行も面白く盛り上げてくれ、毎年いろいろな工夫が凝らされています。
どんなイベントがあるのか、HPをチェックすると良いかもしれません。
場所取りのポイント
水中花火や櫓龍を待っている間、ついついサンセットライブの前で時を過ごしてしまいがちです。
が、実はライブステージの前だとテントが邪魔をして、水中花火や櫓龍がよく見えないんですね。
そこで一番良いスポットは、櫓龍の正面あたり。
明るいうちに見れば、たくさんの花火の仕掛けをしてあるので、「あっ、ここが櫓龍の場所か」とすぐに分かりますよ。
若狭たかはま漁火想の混雑具合
「ちょっと早いかなー」って思っても、会場はあっという間に人で埋まります。
敷物を敷いて場所を確保したら、屋台村に行って美味しいものを買い込んで、落ち着いて敷物の上で過ごすのが私の好みです。
じゃないと、あっという間に混んで、買い物しにくくなりますから。
若狭たかはま漁火想へのアクセス情報
電車の場合
JR若狭「高浜駅」から徒歩約20分です。
当日の15:30以降は、高浜駅からシャトルバスを利用できます。
車の場合
舞鶴若狭道大飯高浜ICから約10分。
漁火想会場の周辺に臨時駐車場がたくさん用意されます。
駐車場は夕方から無料。でも、800台しか止められませんので大変込み合います。
当日は早めに駐車場に停めて、海辺でぼーっと過ごすのも良いものですよ。
リアルタイムの混雑状況はtwitterでお知らせしています。
まとめ
若狭たかはま漁火想は、高浜市民の手作りのイベント。
普通の花火大会とはちょっと違って、玩具花火に工夫を加えて、演出しているんですね。
玩具花火とはいえ、工夫の仕方と一度に使っている花火がすごくて、十分見応えがあるし、なにより楽しめますよ。
花火に合わせて流れる音楽と、独特の花火の演出が加わって、他の花火大会にはない楽しいおつまり雰囲気をつくります。
おいしい高浜の屋台の料理と一緒に、ご堪能ください。
泊りがけで、若狭たかはま漁火想を楽しむ場合は、お手頃価格の近くの旅館が便利ですよ。