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離島フェアを楽しみにしている人って、多いんじゃないでしょうか。
私もその1人。毎年11月の4週目は離島フェアで決まりです。
離島フェアは、産業まつりと並ぶ沖縄の食のフェスティバル。企業ブースと屋台が揃った大きな物産展です。
普段お目にかかれない離島の食品、特産品が勢揃い。
離島グルメが盛りだくさんです!
目次
離島フェアの開催日程と開催場所
公式サイト
開催日程
時間:10:00〜19:00
※11月15日は9時30分から開会式。
<過去の開催日程>
2018年11月23日(金)〜11月25日(日)
2017年11月17日(金)〜11月19日(日)
2016年11月25日(金)〜11月27日(日)
2015年11月21日(土)〜11月23日(月)
開催場所

離島フェアの楽しみ方と見どころ
昨年度は、沖縄県内の18の離島市町村からなんと118社が参加し、特産品約980品目を並べました。
沖縄セルラーパークの屋内には、ところ狭しとブースが立ち並んでいます。
もちろん来場者数もかなり多いので、多少の混雑は仕方ありません。
離島グルメを試食しまくる

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沖縄本島でも、最近は離島グルメを楽しめるお店が増えていますが、まだまだ知らない特産品や食べ物が盛りだくさん。
この離島フェアには、そういった離島グルメがズラリと並びます。
試食も積極的に行われていて、ブースをいくつも廻るうち、試食だけでお腹いっぱいです。
ほんの一部ですが、どんなものがあるのか紹介しておきますね。
- うずまきサンド
- 水納島のグアバジャム
- マグロジャーキー
- 大東寿司(喜作乃島)
- ミソクッキー
- 長命草らすく(与那国島)
- まぐろのなまり節(伊良部産)
- 石垣牛餃子
- 黒糖入り黒豆あんぱん
そのなかでも、ぜひ味見しておきたいのが、過去に優良特産品になった特産物。
どういったものが受賞したのか、紹介しておきます。
- 八重泉ButterflyPea(ハーブのリキュール)
- 石垣島ハイビール(八重泉ButterflyPeaとマリンビール)
- 西表島の完熟パインアップルで作ったスイートチリソース
- 石垣牛すじみそ煮込み
- 津堅にんじんサイダー(無農薬人参とシークヮーサー入)
- もずくキムチ
- 牛トロ燻製(石垣和牛)
- 石垣島産パイナップルの中濃ソース
- いえぎょうざ(島らっきょ入り餃子)
- 石垣島プリン(じーまみーどうふ)
- ケッサン(伊江島の小麦のチップス)
- イエラムサンタマリア(ラム酒)
- 島のタルト(マンゴーと黒糖)
他にも、特産物はまだまだあるのですが、とても紹介しきれません。
毎年売っているものが変わるので、ここで紹介したものも、今年はないかもしれませんよ。
あと面白いのが、日常品の詰め放題コーナーがあること。
もずくや黒糖など、必ず詰め放題をやってます。袋が大きくてすごく詰められるんですが、利益の方は出ているのでしょうか。。
お腹が落ちついたら、変わり種ブースが面白いですよ。
変わり種ブースに寄ってみる
よーく見て歩くと、ポストカードを配っていたり、貝殻のストラップが作れる体験工房ブースがあったりなど。
島の素材だけで作る作品は、記念のお土産になりますね。
異彩を放っているのが『ウミヘビの燻製』。久高島のブースには、真っ黒に燻製されたウミヘビが、くるくるっと丸められて店頭に並んでいます。
ウミヘビは沖縄ではイラブーと呼ばれ、イラブー汁にすることで有名。滋養強壮にものすごく効果があるそうなのですが、ちょっと苦手です。
ウミヘビで思い出したのですが、過去にはニシキヘビの皮が展示されていたこもありました。三味線にするための素材として、ニシキヘビの皮が丸一匹分。これが結構な大きさで迫力満点でした。
お酒好きには泡盛の展示が見逃せません。
泡盛が好きな人は見逃せない
琉球泡盛の各企業ブースでは、泡盛の試飲、販売を行っています。
特に離島でのみ製造販売される泡盛は人気があります。
沖縄本島では見たことのない銘柄の古酒がズラリ。
私はあまり呑まないのですが、泡盛好きの話では、良いところの古酒はアルコールがトロリとして美味しいのだとか。度数も60度以上あるものが美味しいとのこと。
離島フェアでは60度以上の古酒が揃っていました。
さらに離島フェア限定のお酒もあります。
泡盛以外のお酒もたくさん
沖縄=泡盛のイメージが強いと思いますが、実は焼酎もあります。
北大東村産のジャガイモ(ニシユタカ)を使って作った焼酎でその名も「ぽてちゅう」。
ぽてちゅうGETだぜっ!(*´ω`*)
その目新しさもあり、在庫が一時なくなるほどの売れ行きでした。
その他に、洋酒もあります。
南大東島からは、サトウキビで作られたラム酒が参加。
「コルコル」というブランド名で、いくつか種類がありました。
人間の欲望にきりはないので、次は離島食堂に行っちゃいましょう。
野外には離島食堂が立ち並ぶ

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沖縄セルラーパークの屋内では、ブースで試食したり、その場で食べることが可能です。
でも、できれば座って食べたいですよね。
その点、野外に立ち並ぶ離島食堂(屋台)では、しっかり飲食用のスペースが用意されてます。
テーブルと椅子で落ち着いて食べることができますよ。もちろん屋内で買ったものも、持ち込みで食べられます。
屋台とはいえ、離島ならではの本格的なグルメが勢揃い。
なかでも目を引くのは、
- ヤギ汁
- イラブー汁
- イカスミ餃子
- アイザメ唐揚げ
- マグロカツ丼
- モズク鶏メンチカツ
この辺りですね。
モズク鶏メンチカツを食べてみました。メンチの中にモズクが混ぜ込んであります。モズクの味がして、あんがい美味しかったです。
前から食べたかった北大東島のじゃがいもそば。見た目はただの沖縄そばなんですが、麺が普通のものより遥かにモッチリ。味に特に癖はないのですが、モチモチ好きには堪りません。
その他にも、かぼちゃそば、月桃そばなどもありました。
今まで食べる機会に恵まれなかった、鶏そば一番地の「八重島そば」もいただきました。
コシがしっかりある麺に、アッサリとした綺麗に透き通ったスープが美味しい。トッピングにのっている三枚肉の味もナカナカ。
お腹がふくらんだところで、野外のステージを覗いてみましょう。
野外ステージのイベント

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野外では琉球舞踊や伝統芸能、島唄、民謡、ラジオの公開生放送が見られる特設ステージが用意されています。
普段聞いたことのない島唄や民謡を聴くことができるこのステージ。沖縄のローカルなアーティストや歌い手が、三味線を片手に島唄や民謡を歌ったりします。
ほろ酔いのなか、沖縄のゆるやかな雰囲気を感じて、ほっこり
島唄や民謡で盛り上がってくると、カチャーシー(沖縄の手踊り)を踊り出す人達も。沖縄では良く見る光景ですね。
次は混雑状況について。
離島フェアの混雑状況

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毎年3日間で、12万人近くを動員するイベントに育っています。
ドーム内はとても混雑していて、特に休日のお昼時はすごい混雑。
「ぼー」っとしていると人の波に流されますよ。館内放送では、子供の迷子が多発しているのが分かります。
なんせ「ぼー」っとしている人多いですから。(笑)
離島フェアへのアクセス情報
車の場合
那覇軍港の臨時駐車場が用意されています。
駐車場から離島フェア会場までは、シャトルバスが運行予定。
奥武山公園周辺の駐車場は、朝早くいかないと取れないそうですよ。
電車の場合
モノレール「奥武山公園駅」から3分。または「壺川駅」から5分。
まとめ
離島フェアは、実は大きな物産展です。
ふだんは目にすることができない離島の特産品が、数多く揃ってますよ。
毎年けっこうな量を買ってしまいますが、後悔はありません。
最終日は、売り切れで早めにクローズしてしまうブースがありますので、せっかく行くのでしたらお早めに。
土日はすごく混雑するので、午前中に行ったほうが動きやすいですよ。