本場大館きりたんぽまつりの口コミ情報
本場大館きりたんぽまつりのおすすめ度
本場大館きりたんぽまつりの感想
2015年10月、秋田県大館市のきりたんぽまつりに行ってきました。
秋田県の郷土料理きりたんぽは、つぶしたご飯を棒に巻き付けて焼き、棒から外して切ったもののこと。
これを、セリ、ゴボウ、マイタケ、鶏肉などと一緒にだし汁で煮込んでいただきます。
比内地鶏のがらスープが具材にほんのり染みて、とっても美味しいんです!
このきりたんぽ鍋、地域や家庭によって、微妙に具材や味が変わります。
そのきりたんぽ鍋を筆頭に、市内外の様々な味が一堂に会する食のフェスティバルが、きりたんぽまつりです。
まつりは3日間開催され、会場はきりたんぽの本場、大館市の「大館樹海ドーム」。
ここは木造のドームとしては世界最大級の大きさなんだとか。
そこに市内外から様々なお店が集結。2015年は99のブース出店がされたそうで、たいへんに賑わっていました。
きりたんぽ鍋の他に比内地鶏の焼き鳥、横手焼きそばや馬肉、鶏飯、珈琲、クレープ、様々なのぼりと看板が立ち並び、ところどころに行列が。
あれもこれも美味しそう…どこの何を食べようか目移りしてしまいました。
私は老舗、「北秋くらぶ」さんのきりたんぽ鍋をゲット。きりたんぽに染みるスープが好みの具合で、たいへん美味しくいただきました。
実はこの時、「きりたんぽグランプリ」なるものが開催されていたらしく、グランプリには「比内ベニヤマ荘」さんのきりたんぽ鍋が選ばれたのだそうです。
きりたんぽまつり実行委員会の説明には、
「~(中略)~守り続けてきた各家庭の味の表現を決して壊すものではなく、互いに違いを認め合いながらも本場としての矜持(プライド)を作り手の意識に植え付けると考えます。」
とありました。
上下を決するものではないんですね。なんだかこの説明にじんときてしまいました。
食以外にも秋田犬ふれあいコーナーや、特産品である曲げわっぱ製作体験など様々なイベントがあり、市をあげてのお祭りを堪能させていただきました。
これから本場大館きりたんぽまつりに行く人へのアドバイス
会場が広く店が多いため、事前に会場マップを見て目星をつけておくといいかもしれません。
人気店は午前中で品切れになってしまうこともあるため、早めの来場をお勧めします。
会場へは無料のシャトルバスが出ているので、運行を確認の上ご利用ください。
(30代・女性)