イルミネーションは、冬っていうイメージが強いと思います。
でも「コトナリエ」は夏に開催されるイベント。
近江の夏の夜を彩る「コトナリエ」は、エコをテーマにしています。
イルミネーションの電源は、100%廃油を使ったバイオ燃料による発電。また花火は生分解性プラスチックを使い、屋台の食器は土に分解される素材を使ってます。
エコに包まれた、自然にやさしいイルミネーションのイベントをご案内します。
目次
コトナリエの開催日程と場所
公式サイト
開催日程
※8/8は休園
時間:18:30〜21:30
<過去の開催日程>
2022年7月30日(土)〜8月14日(日)
2018年8月4日(土)〜8月15日(水)※8月6〜8日は開催なし
2017年8月5日(土)〜8月15日(火)
2016年8月6日(土)〜8月15日(月)
2015年8月1日(土)〜8月15日(土)
2014年8月2日(土)〜8月15日(金)
開催場所
コトナリエの由来
琵琶湖の東側一帯は、古くから湖東(ことう)地域とよばれ、多くの近江商人が生まれ育った地として有名でした。
その中心地である湖東町は、東近江市との合併により湖東というい言葉が失われてしまうことに。
そんな事態を危惧した湖東商工会青年部は、昔から行われてきた「湖東夏まつり」を「コトナリエ」にあらため、名前を残すことにしました。
湖東 + ルミナリエ(イタリア語で祝祭のイルミネーション)= コトナリエ
コトナリエって、そんな意味があったんですね。
コトナリエは地元の企業、団体、ボランティアに支えられて開催されています。
お祭りの由来が分かったところで、見どころをチェックしましょう。
コトナリエの楽しみ方と見どころ
コトナリエは、11万平方メートルある広大な近江ひばり公園で行われます。
近江ひばり公園は、トイレ、駐車場、巨大な遊具のそろう、完璧に整備された素晴らしい公園です。会場としては申し分ありませんね。
公園の広さは十分です。イルミネーションの規模はどの程度でしょうか。
イルミネーションはなんと30万球
コトナリエで使われる電球の数はなんと30万球。
しかもイルミネーションで使われる電気を、すべて食品廃棄油を利用したバイオディーゼル燃料で、まかなっているというのだから驚きです。
光のシャワーに包まれたトンネルは本当に美しく、まるでワープゾーンに突入したかのよう。奥に進むとミストが吹き出て、ほんと異次元空間です。
ちなみにミストは涼しくて、ほっとします。(^_^;)
会場のアチコチに設置されたモダンなモニュメントも目を引いて、来場者は幻想的な空間を楽しむことができますよ。
子供達にお馴染みのキャラクター、アンパンマン、トトロ、ドラえもんなどもイルミネーションで再現されているので子供は大喜び。
家族みんなで楽しめるイルミネーションです。
イルミネーションを一通りみたら、イベントも見てみましょう。
イベントも盛りだくさん
コトナリエではイルミネーションの点灯前から、特設ステージでバンドやダンス、和太鼓などの演奏が行われ、会場を盛り上げています。
ステージでの公演の他にも、園内を走る小型トレイン、リフトのような高所作業車を使った展望アトラクションも楽しめます。
その他、湖東闇市とよばれるフリーマーケット会場、湖東横丁とよばれるバザーや屋台の露天も!
イベントを見て回ると、当然お腹が空きますよね。( ̄ー ̄)ニヤリ
屋台や露天がたくさん
会場ではイベント期間中、たくさんの屋台が並びます。
湖東横丁の一部として、屋台はバザーとともに並んでますよ。
焼きそば、フランクフルト、たこ焼き、かき氷など、定番の屋台はもちろんのこと、東近江市(湖東町)ならではの屋台もあります。
まずは東近江市にある池田牧場のイタリアンジェラート。これが出張販売されてるんですね。
ここのジェラートは、フルーツの種類が豊富で、しかもどれを食べてもさっぱりフレッシュで美味しい!
ラムレーズンにするか、黒豆きなこにするか、私はいつも何を買うか迷ってしまいます。
お次は何と言っても「おうみ信長うし餃子」。
これが本当に大きな餃子で通常の2倍はあります。具にはなんと近江牛、近江八幡名物の赤こんにゃく、湖東町のニンニクなど地場の名産品がたっぷり。
地元の名産をまとめたB級グルメです。
お腹が一杯になったところで、注意事項について。
ペットは禁止です
コトナリエでは、ペットを公園内に連れて入ることは禁止されています。
そもそも近江ひばり公園自体が、ペットお断りなんですね。
仮に連れて来ても、当日はかなりの人混みになりますので迷惑になりますし、足元が見えにくいので踏まれたり蹴られたりする可能性もあります。
何よりペットのトイレの問題がありますよね。
それなのに、会場内でペットを連れている人をたまに見かけます。これは、ちょっとどうかと思うので、会場には連れて行かない方が良いと思いますよ。
次は、初日の特典についてご案内。
初日は1000発のエコ花火が見られる
コトナリエは、開催初日に花火が打ち上げられます。
12分間だけですが、1000発の花火が絶え間なくあがるので、なかなかいいですよ。
花火の規模感は大きくないのですが、近くで打ち上げられるので、わりと楽しめます。
しかもこの花火で使われているプラスチックは、やっぱりエコ!生分解性ですので、花火の破片はそのまま土に還るんですね。素晴らしいですね。
ところで初日は凄く混みそうです。気になる混雑状況について。
コトナリエの混雑状況
イベント期間中は県内外から多くの人が訪れ、それなりに混み合います。
特に初日と、土日は結構な混雑になりますよ〜。
イルミネーションが点灯されてから行くと、駐車場がさらに混み合って大変ですので、点灯時間の19時より少し前に会場に到着したほうがいいです。
駐車場までのアクセス情報です。
コトナリエへのアクセス情報
電車の場合
近江鉄道「八日市駅」下車で、シャトルバス利用。
車の場合
名神高速道路「八日市IC」から車で15分。
名神高速道路「湖東三山スマートIC」から車で15分(ETC搭載車専用)。
シャトルバス乗り場
イベント初日のみ、会場までの無料シャトルバスが運行されます(17時~23時までの間)。
車で来られる方は、道の駅「あいとうマーガレットステーション」発のシャトルバス。
近江鉄道から来られる方は、近江鉄道「八日市駅」発→「東近江市役所」経由のシャトルバスを使うと便利。
上記の2便とも「東近江市役所 湖東支所」到着で、そこから会場までは徒歩2分です。
当日、暇つぶしのきくスポットも押さえておきましょう。
コトナリエ近くの道の駅
コトナリエの開催時刻は初日のみ16:30。
それ以降は18:30からと少し遅めのスタートとなっています。
それまで時間があって暇だという人に、ピッタリのスポットがこちら。「あいとうマーガレットステーション」という道の駅。
可愛らしいカントリー調の店内には、ドライフラワーや観葉植物などをはじめ、アロマキャンドルやルームフレグランスなど自然味豊かな商品が揃っています。
ショップブースの裏には、無料でハーブティーを試飲できる喫茶スペースもありますので、ゆっくりした時間を過ごす事が出来ますよ。
まとめ
コトナリエは、家族で楽しく過ごせる夏のイルミネーション。
イルミネーションだけでなく、イベントや屋台も充実していて、すてきな時間を過ごすことができます。
初日以降は開始時間が少し遅いので、近くの道の駅でゆったりしてから向かうと良いかなと。
あと会場内では、協力金の寄付を呼びかけています。
200円募金すると光ペンダントが貰えますので、記念にゲットしましょう。