石座神社の火祭(岩倉火祭)の口コミ情報
石座神社の火祭(岩倉火祭)のおすすめ度
石座神社の火祭(岩倉火祭)の感想
岩倉の火祭は、京都市左京区岩倉の石座神社で、深夜に行われる火祭りです。
午前3時頃に2つの大松明に点火され、松明が燃え切って火が消えるのが午前5時頃。
その後、お神輿が担ぎ出され、御旅所へ出発します。
昼の神事は午後2時頃で、御旅所から再び石座神社へお神輿が担がれます。
お神輿が石座神社に到着後、町内の踊り子による岩倉踊りが奉納され、お祭りは終了となります。
夜中の火祭りは、小松明と剣鉾などが、町内を歩く様子から見ましたが、静まり返った暗闇を、厳かな鐘の音だけが響き渡り、神聖な雰囲気がとても印象的でした。
大松明に火が灯されると、一気に燃え上がり、秋の寒さも忘れるくらいの美しさでした。
大きな炎がしばらく立ち上がった後の、小さく赤く光っている松明の火も また綺麗で感動しました。
その後は代々伝わるお神輿が担ぎ出され、町内の男の人たちの、勇ましい掛け声と共に、お神輿の装飾がシャンシャンと鳴り響き、夜明けの薄明るい空に似合い、これもまた、厳かで素敵でした。
昼からの神事は、子供神輿もあり、かわいらしい掛け声も、聞くことができました。
御旅所から戻ってきたお神輿は、夜明けに見た時とはまた違ってきらびやかに見え、秋の、澄み切った高い空によく映えて、田舎の懐かしさも感じられました。
露店などは、年々規模が縮小されているそうで、片隅にぽつりぽつりといった様子でしたが、お祭りの雰囲気はしっかりあって、子供たちのワクワク楽しそうな笑顔が見られました。
これから石座神社の火祭(岩倉火祭)に行く人へのアドバイス
夜中の火祭りは、松明の火で多少は暖かいですが、肌寒い季節に入っていますし、ましてや夜中ですので、しっかり着込んで、上着で調整できるようにしておくといいと思います。
余裕があるなら、大松明に火をつける前の、小松明などの行列を是非見て欲しいです。
暗闇に響く鐘の音を聞いて、厳かな雰囲気を味わえると思います。
昼のお祭りは、お祭りに付き物の露店を楽しみにして行くと、やはり、がっかりしてしまうかもしれません。
お神輿は最近よくあるタイヤ付きですが、しっかり担いでおられ、見ごたえがあると思います。
(30代・女性)