しれとこ産業まつりの口コミ情報
しれとこ産業まつりのおすすめ度
しれとこ産業まつりの感想
北海道の一番東の端、斜里町(しゃりちょう)で9月におこなわれる、あらゆる地場産品をメインにした、自治体系のお祭りです。
もともと知床の山々や滝、天然温泉などの観光のほかにも、雄大な自然環境で育てられる農産物は、北海道のなかでも、「味がまったく違って、濃くて美味しい、そして植物が元気」といった点で人気の、ブランド産地でもあります。
そんな斜里町のジャガイモやその他農産物の即売会、豊富すぎる生鮭とそれを加工した新巻サケの激安即売、大タコのつかみどり等沢山のイベントがあります。
私は直截購入していないのでわからないのですが、お値段的には「新巻鮭が、一般の生ジャケより安いくらいの値段設定」になっているそうで、アリの巣に砂糖を投げ込んだように、つぎつぎにヒトが群がっているイベントシーンは、各局のニュースで毎年のように報道されています。
あと、このエリアでは毛皮などを産直購入することができ、野趣あふれる感じのいろいろな珍しい毛皮などに興味があるなら、現金を用意してゆかれることをお勧めします。
年にもよりますが、丁度この前後の時期に 通行止めになるエリアも多く、気候に恵まれれば、この機会に、知床観光をするのがおススメです。
運が良ければ、「海や川で、遊びながら鮭をとっている生のヒグマ」や「好奇心が旺盛すぎて、ヒトに近寄ってくるヒグマたち(危ないのでおススメできま せんが)」や、「ぼんやりして車両に近づいてきて、走行中の車を一発で大破させる巨大エゾシカ(保険が使えないことが大部分です)」などのありとあらゆる 動物とも遭遇しやすい季節です。
お祭り会場から少し走った路上で、これらの体験をすることができ、加えて、ヤマネや野ネズミ、野ウサギなどもふんだんに見ることができます。
これからしれとこ産業まつりに行く人へのアドバイス
イベント会場に向かうまでのなかで、知床エリアを通過してきたら、帰りは網走方面に抜けるコース設定がおススメです(あるいは前後逆)。
昔、テレビCMや 風景写真などとしてもよく使われていた、かつての日本一の直線道路として知られていた道路などを見ることができます。
知床の山を背景に、数十キロの滑走路 が草原の中にぼつっと広がっているような風景は、おすすめできます。
夏の間は逃げ水などで道路が光って、全体が美しく撮影できない、あるいは見えないことも多くありますが、この季節は時間帯とお天気さえ選べば、撮影にも鑑賞にも最適です。
山と平地の紅葉のグラデーションも綺麗ですよ。
(40代・女性)