都内の名勝「六義園(りくぎえん)」の紅葉とライトアップは何度見ても飽きません。
赤や黄色に色づいた葉が、暗闇のなかライトアップされて、とても幻想的な雰囲気。
六義園のライトアップされた紅葉の見どころ、混雑状況について紹介してます。
六義園の紅葉とライトアップ期間
公式サイト
紅葉の見頃
ライトアップ期間
時間:18時~20時30分(最終入園は19時30分まで)
<過去の開催日程>
2019年11月20日(水)~12月12日(木)
2018年11月17日(土)~12月9日(日)
ライトアップ期間中は園内のお茶屋さんなど、時間を延長して営業しています。
開催場所
六義園の由来
六義園は回遊式庭園という日本庭園の一種です。
回遊式庭園とは、園内を回りながら眺めるタイプの庭園のことで、日本庭園の集大成とわれています。
生類憐れみの令で有名な徳川義綱の側用人である柳沢吉保によって、六義園は1695年に造園されました。
六義は、古今和歌集の序文で紀貫之が詠った和歌「六義(むくさ)」に由来します。
和歌への造詣が深い柳沢吉保が、この「六義」の内容をそのまま庭園として再現しました。
明治になると三菱の創業者である岩崎弥太郎が六義園を買収。明治維新の後に、荒れたままだった六義園を整備します。
その後東京に寄贈され、私達一般人も見れるようになったんですね。
六義園は数々の江戸の大火、東京大空襲をくぐり抜けたとても貴重な庭園です。
六義園の紅葉とライトアップの楽しみ方と見どころ
六義園はライトアップが始まる少し前に入園するのがベストです。
日が沈まないうちに園内を隅々まで観ておき、日没後はライトアップされた紅葉を観るのが贅沢な楽しみ方。
日没後には立ち入りが制限される場所もありますから。
園内には美しいスポットがたくさんあります。藤代峠周辺、渡月橋周辺、つづじ茶屋周辺が特に綺麗。
渡月橋がライトで照らしだされる景色や、つつじの古木で出来ているつづじ茶屋が、紅葉に囲まれていてる景観は見事です。
それに、紅葉がライトアップされて、園内にある大きな池に映る姿はとても綺麗。
紅葉は、モミジ、ハゼ、ケヤキ、カエデ、イチョウなどが観られます。
茶屋で一息
茶屋では、美味しいお抹茶とお茶菓子をいただけます。つづじ茶屋では軽食も。
どちらも混雑していますが、茶屋の脇には長い椅子が用意されてます。
待っている間、座れるようになっているので、疲れずに待つことができますよ。思ったよりも待ち時間は短いものでした。
吹上茶屋や、抹茶茶屋でお茶とお菓子をいただきながら見る紅葉は、日中には見ることができない景色でした。お抹茶セットは510円〜。
写真撮影について
写真スポットはたくさんあります。
途中休憩を入れながらですが、写真を撮りつつ園内を見て回るのにかかった時間は、60〜90分ぐらい。
混雑時には警備の方から、人の流れが止まらないように「お1人様できる限り1枚でお願いします!」と写真を撮る枚数について声がかかります。
良い景色だと思ったら、すかさず写真を撮ったほうが良いですよ。
ガイドさんもいる
園内をガイドをしてくれるボランティアさんがいます。
外国人のお客さんも多く、最近では英語でガイドをするボランティアさんもいます。
ガイドのお願いする場合は、染井門にいってください。土日祝の午前11時と午後2時の2回と時間が決まってますよ。
公式サイトで確認してください。
六義園の紅葉とライトアップ期間の混雑状況
週末はチケット買うために30分〜60分ほど並ぶことがあります。
狙い目はライトアップ直前の時間帯。5〜10分並ぶ程度でチケットが買えました。
平日の遅い時間は比較的空いていますが、閉園ギリギリだと入園を断られる場合があるので、少し余裕を見て行く必要があります。
公園内に入ると、あとは人の流れに沿って歩いてください。
どうしても写真撮影に時間が掛かるので、途中で人の流れが止まることあります。
六義園へのアクセス情報
電車の場合
JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩7分。
車の場合
近隣に駐車場はほとんどありません。目の前にパーキングがありますが、数台しか停めれないとても小さい駐車場。
まとめ
年々人気がでている六義園のライトアップは、東京都の紅葉ランキングで2位。
土日は予想外に混むので、平日の夜のほうがゆっくり見て回れますよ。
デートで来ているカップルもチラホラ。たしかにそんな雰囲気にピッタリです。
ライトアップを見た後は、すぐ近くの駒込・巣鴨駅周辺の素敵なレストランでディナーを楽しむのはいかがでしょうか?