神戸ルミナリエの口コミ情報
神戸ルミナリエのおすすめ度
神戸ルミナリエの感想
阪神淡路大震災のあった1995年以降、鎮魂と都市の復興・再生の意味を込めて毎年12月上旬に開催されているイルミネーションです。
会場は旧外国人居留地と東遊園地で、作品は旧外国人居留地を彩るアーチ型の「ガレリア」と、東遊園地の「スパリエーラ」とに大別されます。
東遊園地の周りでは屋台が出て神戸グルメを味わえたり、募金の一環として「ルミナリエ宝くじ」やオリジナルグッズの販売も行われています。
神戸ルミナリエは単にキラキライルミネーションを楽しむのと違い、また今年もこうしてイルミネーションを楽しめるごく普通の生活ができていることを感謝する特別な場所と感じます。
あの大震災から21年が過ぎ、神戸市民でも震災を知らない住民が多数を占める中、震災の記憶を風化させないためにも大切なイベン トだと思います。
温かみのある色を表現するため白熱電球を使用したイルミネーションで、毎年あまり変わり映えしないような作品でしたが、昨年から全てLEDに変更したため色合いも華やかになりました。
ただ数年前から震災復興予算が減額したのに合わせてルミナリエの開催充当費が減ってしまい、展示規模の縮小、日程短縮などさびしい一面もあります。そのため会場内では募金を集める声がうるさすぎて鎮魂の気持ちに浸れません。
また会場は元町方面から東遊園地までの一方通行であり、会場までの導線に並んでしまうとロープを出ることもできません。
途中トイレに行きたくても急に列が進む場合もあるので難しいです。
しかも屋外イベントなのでトイレはなく、近隣の商業施設まで借りに行かないといけません。
近隣商業施設にとって はルミナリエの開催に合わせて交通規制が掛けられ、道路は自由に往来できず、荷物の集配なども規制が掛けられ、周りに人が多く集まってもルミナリエ会場が 大混雑するため買い物はしてくれないので売り上げにつながらない、しかしトイレだけは汚されるという悪影響しかありません。
ですので毎年ルミナリエ中止を求める声も聞かれます。
日程短縮も予算の問題だけでなく、近隣商業施設からの申し出があったと噂があるくらいです。
特に土日は見物客が集中し、大混雑で1時間から2時間待ちなんてしょっちゅうです。
予算的にも厳しいのかもしれませんが日程を長くして人を分散させるか、震災に合わせて1月開催にするなどして、もう少し混雑緩和ができればと思います。
神戸ルミナリエへの交通アクセス
アクセスはJR・阪神元町駅下車。
通常ならば会場まで徒歩10分も掛からないくらいですが、ルミナリエ期間中は大混雑して会場まで2時間待ちなんて日もざらにあります。
来場者は元町方面から一方通行で、自動車も交通規制があるので通行には注意が必要です。
元町駅前から警察官・警備員が大勢詰めかけて警備にあたっているので迷うことはありません。
これから神戸ルミナリエに行く人へのアドバイス
神戸ルミナリエの最寄り駅は三宮ではなく元町です。
会場までは一方通行でしか侵入できないので間違えないように注意しましょう。
帰り道の最寄り駅は各線の三宮になります。
毎年300万人以上が来場する大混雑するイベントですので行列必須です。
会場にたどりつくまでに2時間待ちなどしょっちゅうですので、時間に余裕を持って来てください。
友人の話によると、土日でも点灯1時間前に会場に行けば列もスーっと進んで待たずに行けたということです。
夜遅くに行くよりも少し空が明るい点灯前に行くのがいいのかもしれません。
夜遅くに行く場合は、時間があるのなら食事をしてからの方がいいです。
会場出口からいちばん近くの、さんちか食堂街は営業延長していてもラストオーダーが21時30分のため、ルミナリエ会場に消灯の21時までいて屋台を覗いたりしていると食事を食いっぱぐれ る恐れがあります。
路上イベントのためトイレはありません。
並んでしまうとトイレに行けないので事前に済ませましょう。
またじっと動かずに並んでるだけの時間が長いので、防寒対策はしっかりしましょう。
東遊園地の隣に立つ神戸市役所展望台は無料です。
上からルミナリエを見降ろすのも綺麗です。
あと少しの時間でもいいので神戸ルミナリエに来たら震災に思いを馳せて下さい。
(40代・女性)