夏の札幌を盛り上げる「すすきの祭り」。
すすきのを歩行者天国にして行われる、毎年恒例の夏祭りです。
このすすきの祭りで見逃せないのが、昭和59年から続いている花魁道中。
毎年公募で選ばれる2人の花魁「夢千代太夫」と「佳津乃太夫」が約1時間半かけてすすきのの街を練り歩きます。
花魁道中と聞けば、やっぱり気になるのは花魁役のお姿。
すすきの花魁道中の日程や様子を、写真や動画満載で紹介しますよ~!
目次
すすきの祭りと花魁道中の日程
公式サイト
開催日程
時間:例年、花魁道中は初日の20:00~21:30頃
※豊川稲荷(南7西4)からスタート
<過去の開催日程>
2023年8月3日(木)~8月5日(土)
2022年8月4日(木)~ 8月6日(土)
2019年8月1日(木)~8月3日(土)
2018年8月2日(木)~8月4日(土)
2017年8月3日(木)~8月5日(土)
すすきの祭り花魁道中を写真と動画でチェック!
こちらは過去の花魁道中の一幕。
写真だけでも、なんともあでやかな雰囲気が伝わってきますよね。
すすきの祭り花魁道中を動画で予習
花魁道中の雰囲気をよりリアルに感じたい方は、こちらの動画もどうぞ。
花魁道中では、2名の花魁役の他、やはり公募で選ばれた新造(しんぞう)役4名、可愛らしいお付きの子供である禿(かむろ)役の少女たちも登場します。
花魁役や新造役の美女たちの誇らしくもどこか初々しい表情、禿の少女たちの緊張した表情も素敵です。
とっても厚底の下駄をはき、八の字を描くようにゆっくり歩く花魁の独特の歩き方は、「外八文字」と呼ばれます。
花魁役の2人は、この外八文字を練習して花魁道中に臨むんですよ。
あの高~い下駄を履いてのパフォーマンスは見た目以上に難しく、習得には数年かかるとも言われた、難易度の高い外八文字。
花魁役の2人の、練習の成果にも注目です!
すすきの祭は見どころがたくさん
すすきの祭りは、花魁道中以外にも見どころがたくさん。
個人的に好きなイベントを紹介したいと思います。
女衆神輿披露
お囃子に合わせて、かつぎ手がすべて女性という、女衆神輿が練り歩きます。
「わっしょい♪わっしょい♪」
と明るい声で神輿をかつぐ姿は、北海道の活気を感じさせます。
女衆神輿のかつぎ手は、毎年公募してますよ。
神輿+パレード
なんと2019年はサンバカーニバルが登場。
しかも神輿+サンバカーニバルが一緒になって、練り歩きをしました。
練り歩きというよりパレード?どっちだ?
ド派手なサンバのチームが神輿とフュージョンしてます。
こういうカオスなところに、北海道ならではの開拓精神を感じますね。
このサンバの誘致は、ニトリの会長が主導していたようです。
ニトリの会長が、故人である観光協会の会長とサンバの約束をしていて、それを叶えたという話でした。
(※ニトリの本社は札幌市)
というわけで、2019年はニトリの会長も参加していて、一緒に踊ったそうです。
すすきのナイトフィーバー
すすきの祭りを締める「すすきのナイトフィーバー」。
実行委員会のステージ前で、往年のディスコを彷彿させるダンスミュージックを、全員で踊るイベントです。
すすきの祭りで最高潮に盛り上がる週間が、この最後のナイトフィーバー!
すすきの屋台
駅前通りを中心に、広く歩行者天国となります。
歩行者天国となったら路上には、年度によって違いますが、す70〜100軒ぐらいの屋台が立ち並びますよ。
屋台の営業は22:30まで。
- タラバガニ
- ジンギスカン
- ロブスター
- ウニ
- 牡蠣
- 札幌ラーメン
などなど北海道らしいものが盛りだくさん。
そのなかに、異質な屋台が混じってました。
屋台でドンペリ(35000円)とか売ってるんですよ。(笑)
しかもそれが売れてるという・・・恐るべし、すすきの祭り。
まとめ
北海道の歴史の一端も感じられる「すすきの祭り」。
夏に札幌へ行くときは、ぜひ体験してみてください!
札幌駅前通と、南5条通の交差点あたりが、いつもお祭りの中心となります。
札幌へ泊まるのでしたら、早めに周辺ホテルを押さえた方がいいですよ。