関門海峡花火大会は、本州(下関側)と海峡をへだてた九州(門司側)から、それぞれ花火が打ち上がる珍しい花火大会です。
ですので下関側でも門司側でも、お互いの花火を鑑賞できるんです。
海峡をはさんで両側から同時に打ち上がる珍しい花火大会は、他ではちょっと見られませんよ。
目次
関門海峡花火大会の開催日程
公式サイト
開催日程
※毎年8月13日に開催されます。
<過去の開催日程>
2023年8月13日(日)19:40〜
2019年8月13日(火)19:40〜
2018年8月13日(月)19:40〜
2017年8月13日(日) 19:50〜
関門海峡花火大会の混雑具合は?
なんと130万人もが訪れる大人気の花火大会なので、混雑は必至です。
来場者数の内訳は門司側75万人、下関側45万人で、下関側のほうが混雑が少ないです。
人混みを避けたいなら、下関側のほうが良いでしょう。
とはいっても、45万人って半端じゃありません。(^_^;)
ただ関門海峡花火大会はひらけた海峡で花火を打ち上げるので、海峡が見える場所であればどこからでも見ることができます。
つまり穴場もたくさんありますよ。
できるだけ混雑を避けて楽しみたいという人に、関門海峡花火大会下関側の穴場スポットを紹介します。
関門海峡花火大会、下関側の穴場スポット
しものせき水族館海響館
下関側の穴場スポット1つめ目は、「しものせき水族館海響館」。
営業時間には昼と夜の部があるのですが、花火当日に夜の部に入館すれば、クーラーの効いた涼しい館内から花火を見ることができます。
海響館は地下1F+全4Fの建物で、関門海峡を一望できる展望台があります。
料金は大人1名2000円ですが、水族館と花火を一緒に楽しめると思えば高くはないでしょう。
夜の部は18:00からで、花火当日に限り23:00まで特別開放されています。
つまり、施設側も花火見学を公認してるってことです。だから安心して見れますね。
昼の部からそのまま滞在することはできませんので、昼の部で入館した人は、一度出て再入館する必要があります。
火の山公園
関門海峡花火大会の穴場スポットとして紹介されることの多い「火の山公園」ですが、すでにかなりの人気スポットなため、場所取りが必要です。
もうすでに穴場スポットではないんですけどね。(^_^;)
ただそれでも、メイン会場付近に比べれば混雑は控えめ。
18時以降は一気に混み始めるので、できれば夕方くらいから行って、場所を確保しておきましょう。
「場所取りが面倒だから、穴場を探してるのに」と思うかもしれませんが、ここ火の山公園は、少し早めに来る価値はある絶景スポット。
海峡を一望できるので、夜景と花火の競演が楽しめますよ。
ここから眺める夜景は本当にキレイなので、カップルならぜひ。こちらの動画で、実際の夜景がチェックできます。
下関大丸の屋上ビアガーデン
「下関大丸の8F屋上」では、夏になるとビアガーデンが開催され、ここから関門海峡花火大会の花火がバッチリ見えます。
一部見えない花火もありますが、それでも椅子に座ってビールを飲みながら見る花火は最高!食べ放題&飲み放題なので、大満足です。
予約可能なので、確実に席を取りたい人は早めにチェックを。
海峡ゆめタワー
打ち上げ会場からは少し離れますが、海峡を見渡せるスポットにあるのが、全長153mを誇る「海峡ゆめタワー」。
28階と30階の展望室から、門司側・下関側両方の花火と夜景を一望できます。打ち上げ花火とちょうど同じくらいの高さで、花火を見ることができますよ。
クーラーの効いた館内から花火を見られるので、暑いのが苦手な人には嬉しいスポット。
夕方頃から花火目当ての人で混み始めるので、暗くなる前に行ったほうが良いです。
穴場と言われる「めかりPA」はかなり混みます!
下関と門司、両方の花火が見える穴場として必ず名前のあがる「めかりPA(パーキングエリア)」。
確かに花火は良く見えるのですが、有名になり過ぎてしまい、もう穴場とは言いがたい混雑です。
かなり早い時間に満車になってしまい、せっかく高速に乗ってめかりPAまで行ったのに、駐車できずにトンボ返りさせられることも・・・。
もし、めかりPAで花火を見るなら、お昼から気合を入れて行かないと難しいと思います。
こちらは、めかりPAから撮影された夜景の動画。
途中で打ち上げ花火が数発上がっていますが、これは関門海峡花火大会の花火ではありません(^_^;)
でも、関門海峡の夜景をぐるりとパノラマで見渡せることはよくわかります。今回ご紹介した海響館、海峡ゆめタワーも動画中に出てくるので、関門海峡の景色と位置関係の予習にもどうぞ!