2017観月の夕べの日程!見どころと船に乗るポイント、混雑状況も紹介

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大覚寺の観月(かんげつ)の夕べは、1200年前に起源のある行事です。

嵯峨天皇(西暦809年即位)が中秋の名月に、大沢池に舟を並べて遊ばれ、宮遊びとして定着させたたことが始まりといわれています。

大沢池は日本最古の庭園(林泉)で、平安時代に作られました。

そんな由緒ある雅な行事の紹介です。

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観月の夕べの開催日程と場所

公式サイト

開催日程

2017年10月4日(水)~10月6日(金)

※中秋の名月に開催されます。

開催場所

京都府京都市右京区嵯峨大沢町4 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺

大覚寺の由来

嵯峨天皇の離宮として建設され、その後、弘法大師空海のもとで真言宗の大本山となった大覚寺。貞観18年(876年)の出来事というから約1200年前のことですね。

明治まで代々皇族関係者が住職を務めた、とても格式ある寺院です。「いけばな嵯峨御流」の家元でもあります。

観月の夕べの起源

観月の夕べは、唐の国の洞庭湖を模して作った大沢池にて、嵯峨天皇が空想の動物を船首につけ、中秋の名月に、宮遊びをしたのが起源となっています。

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観月の夕べの楽しみ方と見どころ

平安貴族も楽しんだ、風流な夕べ

大沢池は、大覚寺の庭園にある巨大な池です。平安の世からこの池は、姿をほぼ変えていないそうで、鏡のように静かに水をたたえています。9月中旬、美しい月が池に映り、雅な雰囲気が漂います。

観月の夕べでは、小舟に乗り池を周遊することができます。舟に乗り、月を眺めると、かの平安貴族もこのように月の夕べを楽しんだのだろうかと、はるか昔へ思いが馳せられます。

小舟に約20分かけてゆっくりと大沢池を一周します。

<利用料金>
拝観料:大人500円
舟席券:1000円

舟に乗るポイント

17時、18時、19時、20時台の4回にわけて、舟に乗ることができる枠が設けられています。“観月”ということで、月をじっくり楽しみたければ、月が昇り、周りが暗くなった19時台、20時台に舟に乗るとよいでしょう。

大沢池には立派な蓮が茂っており、ときどき花が咲いている様子も見ることができます。残念ながら、暗くなってしまうとこれらは見ることができません。17時台、18時台のまだ明るさが残る時間帯に、舟で周遊すれば、池の様子を存分に楽しむことができます。

私は18時台の舟に乗ったのですが、暗くなってから池に映る月がとてもきれいで、
次は19時以降の舟に乗りたいなと思いました。

小舟は龍頭舟か鷁首舟

小舟は龍頭舟(りゅうとうせん)か、鷁首舟(げきしゅせん)になります。

大沢池は、唐の洞庭湖を模したものです。唐の皇帝は、洞庭湖に空想の動物の頭をつけた舟を浮かべて、水上の遊びを楽しんでいました。その文化が日本に伝わり、龍頭舟や鷁首舟で水上を巡るのが宮遊びとなりました。

龍頭舟は龍の頭ですので分かるとしても、鷁首舟の鷁がよく分かりませんよね?

鷁は中国の空想上の水鳥で、どんな強風に見舞われても飛び立つことができると言われています。そんな鷁が船首についていれば、舟が沈むことなどありえませんので安心ですね。

風流を楽しむ大人の雰囲気

アトラクションというよりも、風流を楽しむ雰囲気があり、小さなお子さんを連れた方はあまり舟に乗っておりませんでした。

お子さんがしっとりとした雰囲気を楽しめるようなお年頃になったら、舟に乗せても喜ばれるでしょう。池の周りで遊ばれているお子さんは見かけました。

お茶席

大覚寺内にもお茶席が用意されており、お茶席用のチケットを買えば、抹茶とお菓子を楽しむことができます。不運にも舟のチケットが手に入らなければ、お抹茶を飲みながら池に映る月を楽しむのも風流だと思います。

<お茶席>
時間:17時以降
御代:800円(お抹茶とお菓子付)
※1席15分の制限時間があります。
※当日販売分がなくなり次第終了です。

ライトアップされた多宝塔と屋台

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正覚寺の境内にある多宝塔もライトアップされています。

多宝塔前の広場では、地元のお店が露天を出しており、そこでお団子、お菓子、うどんなどを食べて一服することができます。

茶屋のような席も用意されていて、買い物をした方はそこで食事をとっていました。席の方はわりと空いていました。

観月の夕べの混雑状況

17時、18時、19時、20時台の4枠のチケットが15時頃から売られています。チケット売り場には、買い求める人達の列が少々できています。

月が最も綺麗な19時台は人気があるようで、早々に売り切れていました。19時台を狙うのであれば、早めにお買い求めになったほうが良いでしょう。その他の枠は、16時くらいでも買うことができました。

観月の夕べのアクセス情報

車で行く場合、駐車場の確保が難しそうです。

市バス・京都バスの「大覚寺」停留所の利用をお勧めします。行き帰りともに本数も多く、それほど混雑した印象はありませんでした。京都市内はバスが便利ですので、基本的にバスがお薦めです。

JR嵯峨「嵐山駅」や京福「嵐電嵯峨駅」からも徒歩20分ほどでアクセスできるようです。

電車の場合

JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約17分。

京福「嵐電嵯峨駅」から徒歩で約23分、

バスの場合

京都市バス・京都バス「大覚寺」下車。

車の場合

駐車場は車30台(2時間:500円)しか停められません。

観月の夕べに行く方へ

舟のチケットを手に入れるために、はりきって15時に大覚寺に行くと、乗船時刻まで待ち時間ができてしまいます。大覚寺にとどまり、時間とともに変わっていく風景を楽しむのもよいですが、大覚寺の周辺には、お抹茶カフェや、お豆腐屋さん、おいしいおばんざいを提供するお店など、たくさん休憩するスペースがあります。ぜひ軽食がてら散策して、京都の雰囲気を楽しんでください。

まとめ

大覚寺の観月の夕べは、小舟に乗り、平安の貴族もこのように緩やかに過ごしたのかと、いにしえから伝わる時間の流れを感じることが出来ます。

とても優雅で落ち着いた行事ですので、子供を連れて行くのには向いてないと思います。たまには由緒ある雅な行事で、日本文化の格式を感じましょう。

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